調理用トマト 栽培の魅力
多収穫で育てやすい、生・加熱に適したシシリアンルージュ、放任栽培もできる
調理用トマトが、自宅でも栽培できるのをご存知でしょうか。
自宅で調理用トマトを育てられれば、様々な嬉しいことがあります。
調理用トマトを栽培するのには、どのような魅力があるのでしょうか。
[調理用トマト 栽培の魅力]
■新品種の開拓
トマトには、本当にたくさんの品種があります。
国内で改良されたものだけでなく、海外で改良されたものもありますし、
毎年新しい品種が登場するほどです。
調理用トマトの中には、日本で改良されたものもありますが、
品種の数としては、やはり海外のものが圧倒的に多いです。
海外のトマト品種を多数取り扱っているインターネットサイトなどでは、
目移りするほどたくさんのトマトの種類があります。
その中には、日本であまり栽培されていないものもあり、希少性が高いです。
栽培方法がまだはっきりとしていない新しい品種のトマトを育てるのは、
難しい反面、うまく育てられた時の喜びは大きいです。
探求心のある方なら、調理用トマトの珍しい品種を開拓するのも魅力でしょう。
>>調理用トマト 品種
調理用トマトは、まずソースやシチューで味わってみてください、驚きの美味しさです
■フレッシュなトマト料理が味わえる
調理用トマト自体、日本ではまだあまりメジャーな野菜ではないため、
スーパーなどで見かけることが少ないです。
そのため、トマトを加熱する料理には、
トマト缶を使うという方や、生食用トマトで代用するという方が多いようです。
けれど、トマトを加熱調理して作る料理の中には、
トマトの中に詰め物をしてグリルやオーブンで焼くような料理もあります。
そのような料理には、やはり調理用トマトの方が美味しく出来上がります。
生食用トマトでは水分が出て焼いている間に煮崩れたり、
トマト缶のトマトでは詰め物が難しい場合も多いです。
フレッシュな状態の調理用トマトを手に入れることができれば、
作れるトマト料理の幅も格段に広がります。
同じ料理であっても、フレッシュな状態の調理用トマトを使った場合と、
トマト缶や生食用トマトを使った場合とでは、
仕上がりがまったく異なることも多いのです。
料理好きの方なら、どのような違いがあるのかを知ることができますし、
本格的なトマト料理に挑戦することもできます。
加熱したトマトが苦手という方も、
調理用トマトを使って料理したものを食べることで、
もしかすると苦手を克服できるかもしれません。
トマトファルシもプロ並みの味わい
■いつもと違う栽培方法が楽しめる
調理用トマトには、一般的なトマトと同様、立性で支柱を立てて育てるタイプと、
芯止まり性で横に広がりながら育つ支柱の不要なタイプとがあります。
調理用トマトの場合、どちらかというと、芯止まり性の品種のものが多いです。
芯止まり性の調理用トマトは、収穫が一時に集中しやすい性質があります。
生食用トマトの場合、収穫が一時に集中すると、食べきれずに困りますが、
調理用トマトの場合は、心配は不要です。
そもそも、トマトを加熱調理して作る料理では、
調理用トマトがたくさん必要な場合が多いです。
もし料理に使い切れないくらいの収穫があっても、
ソースや水煮にして保存することも可能ですし、
加熱調理が前提なのでそのまま冷凍保存もできます。
そういった意味では、芯止まり性の品種を育てた方が、
使い勝手が良い場合も多いのです。
芯止まり性のトマトは、立性のトマトとは全く違った仕立て方をするので、
立性トマトの支柱栽培に慣れている人にとっては、未知の領域です。
支柱栽培のトマトに慣れてしまって、
新しい栽培方法に挑戦したいと感じている方には、とても刺激となります。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方