トマト 種 種類

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トマト 種 種類

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トマトの種のようすを拡大

 

 

トマトの種といえば、乾燥した状態の小さなトマトの種が、
種袋に入っているイメージが強いです。

 

トマトの種には、他にも種類があるのでしょうか。

 

 

[トマト 種 種類]

 

 

■トマト 種 種類

 

トマトに限らず、一般的に種といえば、
水洗いして乾燥させたものを、袋などに小分けしています。
けれど、種まきに使われる種の種類は、一般的なものだけではありません。

 

 

一般に売られている種 C)楽天市場

 

・一般的な種
ホームセンターや園芸店で売られているトマトの種は、
たいてい袋の中に乾燥した種が裸で入っています。
これは特におかしいことではなく、ごくごく一般的な状態です。

 

中には、外袋の内側にさらに小さな袋が入っている場合があります。
ビニール製やアルミ製の小さな袋の中に、トマトの種が入っています。

 

外気に触れにくいので、劣化が防ぎやすいのが特徴です。

輸入種を小分けにして販売している場合は、紙製の種袋には入っておらず、
小分け用のビニール袋に入っている場合もあります。

 

 

 

シードボール C)楽天市場

 

 

シードボール袋の裏の説明

 

 

・シードボール
種まきといえば、土の上に種を置き、その上から土をかぶせて押さえ、
最後に水を与えるのが基本です。

 

けれど、かぶせた土の厚さによって発芽しにくくなったり、
水やりの際に種が流れやすかったりと、失敗することも多いものです。

 

種まきで失敗が続いている時に試してみたいのが、シードボールです。

シードボールは、通常の種とは違い、木質泥炭などの塊の表面に、
種をいくつかくっつけてボール状にしたものです。

 

ボール状になっているため、
種が目視できなくても種まきの作業がしやすいのが特徴です。

 

また、ボールに水分が含まれることによって、適度な湿気を保つことができ、
発芽を促進できます。

 

ボール自体が種よりも重いので、
水やりによって流れてしまうという失敗も減らせます。

 

種を播く時のように覆土する必要がなく、ポットに用土を入れ、
その上にシードボールを置くだけで良いので、覆土の厚さを気にする必要もありません。

 

1つのシードボールに複数の種が入っているため、うまく発芽すれば複数の芽が出てきます。
発芽後は、間引きをしながら通常と同じように育苗できます。

 

 

丸ごとのトマトを植える

 

 

・トマトそのまま
種まきの方法の中に、トマトをそのまま埋めるという方法があります。
種を土に播く方法しか知らない方からすれば、衝撃的な方法ではありますが、
トマトの生態を考えれば、ごくごく自然な方法ともいえます。

 

この場合、トマトの実の中に種が含まれているので、
一般的な種とはまったく違った状態といえます。

 

水洗いもしていなければ、乾燥もさせていませんし、
実の状態によってはカビや腐敗が進むこともあるので、注意しましょう。

 

また、1個のトマトの実には、たくさんの種が入っています。
うまく発芽した方が嬉しいですが、あまりにもたくさん芽が出てしまうと、
今度は間引きの作業が大変になってきます。

 

そのまま自然淘汰を目指しても良いですが、近い場所で複数の芽が生き残ると、
それはそれで生育不良の原因になることがあるので、栽培にはコツが必要です。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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トマト栽培Q&A

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