トマト 根張り

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トマト 根張り

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おいしいトマトをたくさん収穫するには、根張りも大切です

 

 

トマトを育てていると、目に見えている地上部のことは分かりますが、
地下で伸びているであろう根のことは、よくわかりません。

 

トマトはどのような、またどのくらいの根張りがあるのでしょうか。
栽培時期に注意することはあるのでしょうか。

 

 

[トマト 根張り]

 

 

■トマトの根張りは?

 

トマトを育てる時だけでなく、植物を育てる時は、
根をできるだけ張らせた方が良いという話をよく耳にします。

 

けれど、実際どれくらいの範囲で広がるのが良いのでしょうか。
トマトの根張りについて、ご紹介していきます。

 

・縦にも横にも伸びる
植物によって、地下深く根が伸びてくものや、
横に細かい根が広がっていくものなど、根の伸び方は様々です。

 

トマトは横にも広がりますし、深くにも潜るので、
とても広い範囲に根を広げるタイプの植物と言えます。

 

 

トマトの根張りは、垂直方向1メートル、水平方向2.4メートルくらい伸びます、
深さが30~50㎝くらいのところに密に生えています

 

 

横に広がる根は、地表近くの水分や新鮮な空気、養分を得ることができます。
また、深くまで伸びた根は、地表が乾いた時でも水分を吸い上げることができます。

 

このため、トマトは日差しが強く乾燥しやすい夏でも、
元気に育つことができるのです。

 

・水を求めて深くもぐる
本来、トマトは横にも縦にも根を伸ばします。
ところが、管理の状態によっては、あまり根が広がらない場合があります。
特に、深くまで根が伸びず、短いまま終わることもあります。

 

根が伸びるかどうかは、土質や水分の状態によって変わります。
地表に近い部分は、水やりや雨によって簡単に湿りますが、その分すぐに乾きます。

 

ところが、地面の深いところになると、
地上の温度や天気に左右されにくい環境となるため、水分が残っています。
この深い部分の水分を求めて、トマトは根を深くまで伸ばそうとまします。

 

田畑を深く耕しておき、トマトの根が深くまで伸びれば、
その分地表の乾湿や寒暖の影響を根が受けにくくなるので、
安定した生育を実現できます。

 

 

ていねいに深く耕すこと、プランターなら深型をもちいると良いでしょう

 

 

■トマトの根張りを良くするには?

 

トマトの根をよく張らせるためには、水分管理と施肥の場所にポイントがあります。
植物の根は、株が生長するために必要な養分や水分を求めて、
その場所をめがけて伸びていきます。
つまり、伸ばしたい場所に肥料や水分を置くと、根が伸びやすくなるのです。

 

トマト栽培では、水やりの調整が難しいことがあります。
水を与えすぎると、根腐れを起こして調子を崩しますし、
かといって水切れを起こすと、それはそれで調子が悪くなります。

 

トマトにとって「ちょうど良い」水加減を知るためには、
何度も栽培して経験することが一番です。

 

根を深くまで張らせるには、根付いた後に水を与えすぎないことです。
中には、定植前にたっぷりの水を土に含ませ、地下に水を溜めておくことで、
定植後に1ヶ月ほど水を絶ち、まず根を深くまで伸ばす、
という栽培方法もあります。

 

肥料を与える時も、根の生育しているエリアの少し先に肥料を置くことで、
根がそちらへ伸びやすくなります。

 

例えば、最初は株元近くに追肥をし、次は株元から少し離れた場所、
次は畝の肩あたり、という風に、徐々に肥料を置く場所を変えていくのです。

根の先が近い場所に肥料を置くことで、そこに向かって根も伸びやすくなり、
肥料成分も効率よく吸収することができます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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トマト栽培Q&A

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