トマト 収穫 はさみ

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トマト 収穫 はさみ

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良いハサミは植物だけに使うと長持ちします

 

 

トマトを収穫する時、ハサミを使うという方が多いです。

 

園芸用のハサミを使うことが多いですが、
実は園芸用のハサミにも色々な種類があります。

 

トマトの収穫に適したハサミとは、どのようなものなのでしょうか。

 

 

[トマト 収穫 はさみ]

 

 

■トマト 収穫に適したハサミ

 

トマトといっても、ミニトマト・中玉トマト・大玉トマトの3種類に分けられます。

 

ミニトマトは、樹上完熟させることで離層部分が簡単にはずれるようになるため、
手だけでも収穫できることがあります。

 

けれど、中玉トマトや大玉トマトは、
離層部分が簡単にはずれるようになる前に収穫することも多いですし、
枝から切り取った後、ヘタに残った軸を短く切ることもあります。

 

こういったトマトの収穫作業に適したハサミの特徴を、まとめました。

 

 

ハサミの切れ味が良いと、株を傷つけません

 

 

・切れ味が良い
切れ味が良いかどうかは、とても大切なポイントです。
切れ味の悪いハサミを使うと、切った箇所の断面がデコボコになり、
乾燥しにくくなります。

 

切り口が乾きにくいと、雑菌が増えやすくなり、病気にかかったり、
切断部から枯れこんでくる可能性が高くなります。

 

また、剪定などを行った際に、挿し木をする場合、切り口がデコボコになっていると、
うまく水分を吸い上げることができず、挿し木の成功率が下がります。

 

粗悪なハサミだと、購入当初から切れ味が悪いということも少なくありません。
一度でスパッと切れる切れ味の良さを持ち、耐久性の良いハサミを選びましょう。

 

もし切れ味が悪くなった時には、砥いで切れ味を復活できるハサミを選ぶのも、
長く使うためのポイントです。

 

・錆びにくい
ハサミはトマトを切るための道具ですが、水に濡れることも多々あります。

錆びやすい素材でできているハサミだと、使っているうちにすぐ錆が浮いてしまい、
切れ味が悪くなります。

 

刃こぼれもしやすくなるので、錆びにくいステンレスなどの素材を選びましょう。

 

・刃の形
トマトを育てる時にハサミが必要のなるのは、収穫の時だけではありません。

少し大きくなった脇芽を切ったり、不要になった葉を摘葉したりと、
意外と使うシーンは多いです。

 

トマトは実を房状につけるため、剪定や摘葉、
収穫の作業の際にハサミの刃が実に当たると、傷つけることになります。

 

傷ついたトマトの実は、すぐに気づいて収穫すれば食べられますが、
まだ収穫の段階でない実であった場合や、
傷がついたことに気づかず放置していると腐敗してくるので、収穫を諦めなければいけません。

 

また、中玉トマトや大玉トマトの場合、実を収穫した後に、
ヘタについている軸を短く切ることがあります。

 

この作業を行う時、刃が太いとヘタのくぼみにうまく刃が入らず、切りにくいことがあります。

 

うまく軸を切るために、先端が少し細くなっているものや、
カーブがついていてくぼみに刃を入れやすいものなどを選びましょう。

 

 

 

剪定ばさみや小さいのこぎりもあると便利です

 

 

■トマトの収穫はさみ 長持ちさせるために

 

購入してすぐは、たいていのハサミは切味も良く、問題なく使えます。
ところが、使い始めて時間が経ってくると、だんだん切味が悪くなってきたり、
刃こぼれしてきたりと、ハサミ自体が傷み始めます。

 

せっかく買ったハサミですから、適切な管理をして、長く使えるようにしましょう。

 

・使用後は洗浄、消毒
ハサミを使った後は、汚れを洗い落としましょう。

 

分解できるタイプのハサミであれば、バラバラにした状態でしっかり洗え、
きちんと水気をふき取ることもできます。

隙間に水が溜まると、そこから錆びてくることもあるので、要注意です。

 

また、洗浄が終わった後は、消毒を行いましょう。
発病株に使ったハサミには、病気の原因菌が付着している可能性があります。

 

そのハサミを使って別の健全なトマトを切ると、そこからまた感染することがあります。

使った後は、キレイに洗って水気をふき取り、消毒を行いましょう。

 

・植物以外を切らない
ハサミは、使用するものに合わせて作られています。
トマトなどの植物に使うハサミは、草花などの柔らかいものを切ることを想定しているため、
木や金属などの硬い物を切ることには適していません。

 

無理をして硬いものを切ると、刃こぼれの原因となります。

 

誘引などに使う紐や針金を、
ついつい手持ちの収穫用ハサミを使って切ることがありますが、これはハサミを劣化させます。
必ず使用できる物以外を切らないようにしましょう。

 

 

■トマト 収穫 はさみ

 

◎サボテン 衝撃吸収 摘果はさみ

葉先が少し細くなっているので、狭い場所でも枝葉や実を傷つけることなく、
刃を入れることができます。

 

摘果はさみとなっていますが、収穫にも適したハサミです。

刃はハードクロムメッキを使用していて、切味が長持ちします。

 

グリップ部分には樹脂クッションとなっているので、手にかかる衝撃が軽減され、
腱鞘炎を予防できます。

 

ストッパーがついているので、使用していない時に刃が表に出ず、危なくありません。

 

 

◎トマトシザー トマト専用ハサミ
トマトの下葉かきや収穫に適したハサミです。
トマトのような明るい赤色が鮮やかで、園芸作業の時も気分が上がりそうです。

 

グリップ部分も握りやすいカーブがかかっており、力が入れやすく切りやすい設計です。

刃は片方がステンレスでできており、もう片方はプラスチックとなっています。

 

プラスチック側で支え、そこに向けて刃を入れるので、
付け根からキレイに切り取ることができます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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