トマトの水やり 夜でも良い

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トマトの水やり 夜でも良い?

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トマトの水やり 夜でも良い?

 

 

トマトを育てる時、参考にした育て方や栽培法によっては、
水をたっぷり与えると書いている場合と、
乾燥気味に管理すると書いてある場合とがあり、様々です。

 

どちらの方法でも、完全に水が切れる前には水を与える必要があります。

 

一般的には、トマトは朝に水を与えるイメージが強いですが、
仕事や用事で、帰宅が遅くなって、夜の水やりになることもあります。

トマトの水やりを夜にしても良いのでしょうか。

 

 

[トマトの水やり 夜でも良い?]

 

 

■トマトの水やり 夜に?

 

結論からいうと、夜に水を与えても構いません。
ただ、厳密に「夜」というのが、
何時なのかによっては、避けた方が良い場合もあります。

 

 

人気のアイコ、緊急の場合以外は、夜中の水やりはしないでくださいね

 

 

・トマト栽培での水やりの基本
トマト栽培では、土が乾いたら水を与えますが、やや乾燥気味に管理した方が、
トマトの調子も良く、おいしく旨みの濃い果実が収穫できるといわれています。

 

水を無理にたくさん与えていると、過繁茂や過湿による根腐れなどにより、
調子を崩すことも少なくありません。

 

地植えで育てているのか、鉢やプランターで育てているのかだけでも、
水やりの頻度や与えるタイミングは変わります。

 

さらに、雨のあたる場所で育てているのか、それとも雨よけをしていたり、
ベランダや軒下などの、雨が当たらない場所で育てているのかによっても、
水やりの頻度は変わります。

 

育てているトマトに合わせて水やりをすることが重要ですが、
いつ与えれば良いのか分からず悩むという方もいるでしょう。

 

トマトが水切れ寸前である目安として分かりやすいのが、葉の萎れ具合です。
完全に水が切れてはいないけれど、土が乾燥している場合、
普段はピンと横に張っているトマトの葉が、少し萎れて下向きになります。
この状態になったら、水やりのベストタイミングです。

 

完全に水切れを起こしている株は、
葉が完全に萎れてしまい、触るとかなり柔らかくなっています。

 

生長点付近の茎も柔らかくなっているため、ぐにゃりと下を向くようになります。
このような状態になっているものは、すでに水切れ症状が出ているので、
水やりが遅すぎます。

しかし、救える可能性もあるので、

気付いた時に水をたっぷり与えてみてください。

 

 

夜ばかりに水やりすると、トマトも調子を崩し枯死することもあります

 

 

・朝か夜か?
トマトに水を与える時間帯としては、朝がお勧めです。
朝に水を与えておくことで、日中の光を受けて光合成し、
栄養の循環がスムーズに行えるためです。

 

また、夜間に水がたっぷりあると、どうしても徒長しやすくなるのです。
これらの点があるため、水やりは朝の方が良いといわれます。

 

けれど、絶対に夜に水やりをしてはいけない、ということでもありません。
仕事などの都合によって、朝に水やりができないこともあります。
そんな時は、夜に水を与えても構いません。

 

葉がしんなりとして水やりのタイミングだけれど、
翌朝は都合が悪くて水やりができそうにない、という時は、
夜に水を与えておいても良いでしょう。

 

もし翌朝に水やりができるのであれば、
軽く萎れている程度であれば、朝まで水やりを待ちます。

 

すでに水切れを起こし、激しく萎れている株の場合は、朝まで待たずに水を与えます。

 

この時、翌朝に水を与えることができる場合は、
激しい萎れを改善するためだけに、少量の水を土に与えます。
翌朝、萎れが改善しているようであれば、土全体が湿るように水を与えます。

 

もし、翌朝に水を与えるのが難しい場合は、夜に土が湿るくらい与えておきます。

 

 

朝の水やりが、トマトを健康に美味しく育てます

 

 

・夕方は夜?
夜の水やりで問題になるのが、時間帯です。

 

トマト栽培での水やりは朝と夜に行うように書かれていることが多いのは、
朝と夜の気温が低く、涼しいためです。

 

気温が高く日差しの強い日中に水を与えると、根が蒸れやすくなりますし、
葉に残った水滴がレンズのように働き、葉焼けの原因となります。
涼しく、強い光が当たらない朝と夜なら、この心配がありません。

 

ただ、夜に水を与える時は、あまり遅い時間に与えないことも大切です。
夜に水を与えるといっても、できれば真っ暗になる前に与えた方が良いでしょう。

 

西日が当たらなくなれば、
それ以上温度が上がることはないので、その頃に与えるのがお勧めです。

 

もし、西日が差さなくなった直後の水やりができないという場合は、
もう少し遅い時間帯に水を与えても構いません。

 

ただし、夜間に気温が下がる場所では、暗くなってからの水やりは注意してください。
土が水によって急激に冷えるため、トマトがビックリします。

 

夜は朝と違って、日が当たってすぐに温度が上がるということもないので、
冷たい状態で一晩過ごすことになります。

 

夜間に気温が下がる場所では、一晩で急激に調子を崩すことは稀ですが、
トマトの樹に不要なストレスを与えないように、避けた方が良いでしょう。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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トマト栽培Q&A

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