シュガートマト 旬
ロッソ10、 6000円、その価値は十分あります
ロッソ10、そのままざく切りが美味しいです
シュガートマトは、高知県の日高村で栽培され、
糖度が8度以上にもなるフルーツトマトブランドです。
トマトといえば、年中スーパーに並んでいますが、旬といえば夏です。
フルーツトマトであるシュガートマトは、一般のトマトと旬は同じなのでしょうか。
[シュガートマト 旬]
■シュガートマトの旬は?
一般的なトマトの場合、旬は夏です。
ところが、シュガートマトの場合、旬は夏ではありません。
シュガートマトの出荷メインの時期は、12月~6月中旬となります。
シュガートマトがこの冷涼な時期に出荷を行うのには、理由があります。
トマトは気温の高い時期に収穫のタイミングを合わせると、
実の生長が早すぎるため、甘みや旨みが薄くなることがあります。
一般的なトマトの場合、旬は夏のため、暑い時期を中心に収穫することになります。
家庭菜園でトマトを育てたことがある方は、真夏よりも初夏や秋口といった、
少し気温が低い時期に、甘いトマトが収穫できたことがあるかもしれません。
12月~6月頃の涼しい時期に収穫時期を合わせることにより、
実が育つスピードはとても遅くなります。
ゆっくりと生長していく中で、トマトの実には甘みや旨みが凝縮され、
高糖度でおいしいシュガートマトに育つのです。
そのため、シュガートマトは旬を冬~春の涼しい時期に設定しているのです。
ビアンコ08、2,491円 皮が薄くてさっぱりした甘さがとっても美味しいです
ロッソ10よりビアンコ08のほうが、美味でたくさん食べられます
■3種類それぞれの旬
シュガートマトには糖度によって、ヴェルデ07・ビアンコ08・ロッソ10という
3つの種類があります。
種類によって、旬は異なるのでしょうか。
・シュガートマトヴェルデ07
シュガートマトの旬は、12月~6月中旬となっていますが、
実はヴェルデ07だけは、旬の時期が異なります。
シュガートマトヴェルデ07は、他の2つとは全く違った特徴があります。
それは、糖度がやや低いことです。
名前に07と入っている通り、シュガートマトヴェルデ07は、
糖度が7度くらいのものがそう呼ばれます。
シュガートマトは糖度が高いフルーツトマトですが、
どうしても収穫開始直後の実は、糖度が低くなりがちです。
それでもシュガートマト特有のおいしさを持っているため、
収穫開始直後の時期だけのフレッシュでみずみずしいシュガートマトを、
ヴェルデ07として出荷しています。
収穫開始直後のみの出荷となるので、
ヴェルデ07の旬は、11月~12月となっています。
期間がとても短いので、試してみたい方は販売時期が近づいてきたら、
販売しているサイトを忘れずチェックしておきましょう。
・シュガートマトビアンコ08、シュガートマトロッソ10
シュガートマトビアンコ08とシュガートマトロッソ10は、
シュガートマトヴェルデ07の旬が終る頃から、入れ替わるように旬になります。
シュガートマトビアンコ08は、旬である12月~6月中旬まで、
コンスタントに収穫でき、直売であるJAコスモス以外のサイトでも購入できます。
ただ、シュガートマトロッソ10の場合は、
高糖度のシュガートマトビアンコ08よりも、
さらに高糖度なトマトとなるため、出荷量が非常に少ないです。
そのため、シュガートマトロッソ10の場合は、JAコスモスでのみ販売されており、
検査を行って合格したトマトが出た時のみの販売となるため、数に限りがあります。
旬の時期である12月~6月中旬の期間内であっても、
シュガートマトロッソ10の場合は、必ず在庫があるとは限らないので、
販売サイトをこまめに見ておくようにします。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方