レッドゼブラ
レッドゼブラ C)太田のタネ
レッドゼブラ トマトは、名前のようにゼブラ柄をしたトマトです。
日本では最近までほとんど見かけることのなかった品種ですが、
海外ではポピュラーなトマトで、市場などでもよく見かけることができます。
育てやすさも評判で、家庭菜園に取り入れられることも多いようです。
見た目は赤い皮にオレンジ~濃い黄色の縞模様がランダムに入っています。
縞模様の入り方が一定ではなく、1つ1つが違った模様をしているのが面白いです。
トマトといえば、赤や濃い赤桃色、黄色やオレンジ、グリーンなど、
最近はとてもカラフルになってきました。
それでも、オレンジならオレンジ一色であることがほとんどのトマトが、
ゼブラ柄となればインパクトはとても強いです。
レッドゼブラは、大きさは中玉トマトと同じくらいか一回り大きいくらいです。
ミニトマトより大きく、大玉よりは小さいというサイズも、人気の理由かもしれません。
見た目にインパクトがあると、味がいまいちということも多いですが、
レッドゼブラトマトは、味も甘みもたいへん良いトマトです。
甘さに、トマトらしい酸味も混ざっているので、甘酸っぱさを味わうことができます。
トマト嫌いの人が嫌いな理由としてあげることが多い、
トマト特有の青臭さはあまりないので食べやすいのも魅力です。
ソテーや煮込みにすると、縞模様がぼけてしまい、はっきりと分からなくなります。
模様を楽しむなら、そのまま生でカットしてサラダにする方が向いています。
甘酸っぱさを楽しむにも、生食の方が合っているでしょう。
酸味と甘みのバランスが良い特徴を活かすなら、サラダなどの飾りにする他、
ガスパチョなど火を通さないスープやソースに使うのもお勧めです。
ミキサーにかけるので模様は分からなくなりますが、
レッドゼブラの甘酸っぱさを堪能できます。
同じゼブラ柄のトマトに、グリーンゼブラトマトという品種があるのですが、
レッドはグリーンよりも皮が薄くて柔らかいので、食べやすさもあります。
果肉はトマトにしては硬めですが、しっかりと詰まった果肉のおかげで、
カットしても崩れずにキレイな状態を保ちます。
1つの実が80g~160gくらいになる品種なので、大玉トマトより育てやすいです。
今までミニトマトは何度か育ててきたけれど、
大玉トマトにチャレンジするのは難しいと感じているかたは、
ミディトマトサイズになるレッドゼブラトマトがお勧めです。
ミディトマトも、品種よっては着果率が悪かったり、
着果してもあまり大きくならず、ミニトマトサイズになりやすい品種もあります。
その中でもレッドゼブラは、着果率が安定していて、実も大きくなりやすいので、
トマト栽培の基本に沿って育てれば、ちゃんとミディサイズまで育ちます。
[レッドゼブラ]
■特徴
・赤い皮に濃い黄色~オレンジ色の縞模様が入って美しい柄をしています。
・1玉80g~160gの中玉種です。
・果肉は硬めですが、皮が薄いので食べやすいです。
・糖度は高く甘さがあり、加えて酸味も含んでいるので甘酸っぱい味わいをしています。
・加熱調理するよりも生食をするのがお勧めです。
・魅力的な模様を生かして、サラダやオードブルの飾りに使えます。
・中玉トマトの中では育てやすい品種です。
■栽培のコツ
・一般的な中玉トマトの育て方で問題ありません。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方