アマルフィの誘惑 窒素過多
■アマルフィの誘惑 窒素過多
「アマルフィの誘惑」を植え付けたのは、他のトマトと同様に5月16日です。
この時はまだ実はついていませんでした。
そして観察したのが5月27日でした。
約10日空いてしまいました。
アマルフィの誘惑も順調に育ち、実も着いています。
プリンセスロゼ同様に実を着けるのが早かった品種です。
左の苗が2つの実を、右の苗は1つの実をつけています。
少しわき芽が目立ちますね。
この日はわき芽かきがメインの作業なので、
わき芽を摘みました。
まだ小さかったので手で簡単に折れました。
そして、再度、観察したのが6月8日です。
この日はわき芽とりをしつつ、苗の生育の確認をしました。
かなり大きくなっています!
画像の上のほうが切れていますが、この理由は後で説明します。
順調に生育していますね。
よく見てみると、実がついていた第1花房にも花が咲きました!
確実に実をつけるために、咲いた花にトマトトーンも散布しました。
ここで少し上の部分、先ほど画像が切れていた部分を見てみましょう。
同じく6月8日 上部
第2花房まで確認することができます。
第2花房のトマトトーン散布は、もう少し花が咲いてから行います。
で、見ていただきたいのは苗の先端部分です。
少し丸まっているように見えませんか?
このように丸まっています。
葉が完全に内側に丸まっていますね。
これは窒素過多、肥料過多の典型的な例です。
実験的に、この鉢だけ多めに肥料を入れています。
窒素過多の症状を見るために入れてみたのですが、
トマト苗の上部の葉が内側に丸まる、
窒素過多の状態がはっきり見えます。
>>トマト 肥料過多
本来は、適切な肥料を与え、このように葉が丸まらないのが理想です。
軽い症状の窒素過多は、追肥を控えれば、そのうち正常に戻ります。
ここで水を多めにあげて窒素を流す、という方法もありますが、
水に窒素分が溶け出して、かえって悪化することもあります。
以前栽培したときに、追肥をせず放っておいたら直ったので、
トマトが肥料分を吸収してくれることを願います。
*栽培と記事は、Senaさん担当です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方