リッチゴールド
リッチゴールド
リッチゴールド、見た目も中身も綺麗なオレンジ色をした中玉トマトを紹介します。
オレンジ色トマト特有の柿のような外見をしています。
オレンジ色のトマトにはベータカロテンが多く含まれていて、
特にこのリッチゴールドはホウレンソウと同じくらい多く含まれています。
ベータカロテンには肌荒れなどに効果があるとされているので、
このリッチゴールドで手軽に食べられるのも良いですね。
*ベータカロテンの含有量はサントロリーフラワーズの分析です。
食味はあまみセレクトに分類されているだけに、甘みが強く、
甘みのほかに旨みがあり、コクがあるので他の中玉トマトとは違った味わいです。
このリッチゴールドの耐病性などについてですが、
サントリーフラワーズのページには耐病性など記載されていません。
なので、栽培にはやや気を遣うのが良さそうです。
サントリーの本気野菜の苗は基本的にホームセンターなどで販売されています。
ベータカロテンを多く含むリッチゴールド、手軽に食べられて食味もバッチリです。
ぜひ、育てて食べてみてください。
[リッチゴールド]サントリーフラワーズ
■特徴
・オレンジ色の中玉トマトで、実の重さは40~80gです。
・ベータカロテンの含有量が多いです。
・糖度は7度~9度くらいです。
・甘みの他、うまみが感じられ、他のトマトとはちょっと違った味わいがあります。
・尻腐れの発生が少ないです。
・地植え栽培、プランター栽培のどちらにも向いています。
■栽培のコツ
・病気に対する抵抗性などが不明なので、やや注意して栽培するようにしてください。
・摘果は必ず必要ではないですが、実が多く着きすぎた場合は摘果します。
・実の全体がオレンジ色になり、ヘタの部分まで色がついたら収穫適期です。
・その他基本的な栽培は、普通の中玉トマトと同じように行うと良いです。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方
ゴールデンレイブ
ゴールデンレイブ http://www.sun-farm.jp/tomato/
世界には知らないトマトがたくさんありますね
ゴールデンレイブ、黄色い縦長の中玉トマトです。
今回は世界のトマトの中からご紹介します。
生育途中はミニトマトのように小さいですが、
次第に大きくなり中玉サイズと同様の大きさになります。
まるでレモンのような見た目と形でとても珍しいトマトです。
以前紹介した世界のトマト、ブラックプリンスに食味は似ていますが、
ゴールデンレイブはさわやかでしっかりとしています。
完熟していないうちに収穫してしまうと、
青臭さが気になってしまうかもしれませんので注意が必要です。
裂果が少ないですがその分尻腐れ果(カルシウム欠乏)になりやすいです。
この点もブラックプリンスとの違いになります。
苗は通販のみでの入手になります。
入手が難しくなりますが見た目が面白い、味はフルーティーでさわやかな、
トマトの中でも珍しい風味を持つゴールデンレイブを栽培してみませんか?
[ゴールデンレイブ]
■特徴
・固定種ですので病害には弱いです。
・甘みと酸味のバランスが良いですが、
こちらはさわやかで、ほんのりとフルーティーな風味が特徴です。
・皮がやや硬いですが気になるほどではありません。
・果肉部分がしっかりと肉厚で、ゼリー部分の飛び出しも少ないです。
・食感から、トマトが嫌いな方でも食べやすいです。
・一つの花房に多く実をつけます。
■栽培のコツ
・元肥、施肥は中玉トマトと同じで良いです。
・収穫は黄色が濃くなってから収穫してください。収穫が早いと青臭さが残ります。
・生育中期~後半になっていくにつれ、
尻腐れ=カルシウム欠乏が多く発生しやすいので気をつけます。
・カルシウム欠乏になったときはカルシウムを含んでいる肥料を追肥したり、
葉面散布を行ってください。
*葉面散布とは、土から吸収が難しい微量要素を葉から与えることです。
・一つの花房に多く実をつけますが、尻腐れ果になりやすいので摘果します。
・固定種なので病害には弱いです。事前に防除するなど対策をしてください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
フルーツルビーEX
フルーツルビーEX
日本デルモンテといえば、キッコーマングループの中心企業。
デルモンテといえば、トマト調味料、加工品、食品、
そしてトマトジュースなど野菜に関連した商品が代表的です。
デルモンテから発売されているフルーツルビーEXを紹介します。
この品種は高級なトマトとして販売されていることもあります。
国内中玉トマトのなかでも大きい品種です。
大玉トマトサイズでもなく中間くらいのサイズです。
やや高めの値段となりますが、通販などで購入することができます。
予約販売なので早めの予約をオススメします。
[フルーツルビーEX]日本デルモンテ
■特徴
・晩生品種です。
・トマトモザイクウイルスのほかにも、
いくつかモザイク症状が表れる病害があります。
そのなかでもこちらはキュウリモザイクウイルスに対して、
予防接種を行っているため抵抗性があります。
・基本的に接ぎ木苗で栽培します。その他病害にも強いです。
・特に手を入れなくても実が落ちたり割れてしまうことが少なく、
育てやすいです。
・中玉トマトで大きさやや大きめでゴルフボールサイズになります。
・ヘタの部分まで真っ赤に染まり。色が鮮やかな赤色で綺麗です。
・味が濃厚で甘みと酸味のバランスが良いです。
・皮がやや固めですが、中身はやわらかく美味。
・栽培中に実が割れてしまうことが少ないです。
・実の大きさが均一です。
■栽培のコツ
・元肥、追肥は普通の中玉トマトと同様に行ってください。
・4月下旬から5月いっぱいに定植すれば、
7月の頭から収穫ができ、10月中旬まで収穫することができます。
・1房あたり、6個程度実がつきます。摘果は必要ありませんが、
多すぎる場合や実同士がくっつくくらい狭い場合はいくつか摘果します。
・晩生品種のため、成長、実の熟しが遅めですが問題ありません。
・収穫する際にヘタのやや上の節のところから、
ポロリと取れますのでハサミなどは必要ありません。
逆に言うと、熟しているものはとれやすいので作業には気をつけてください。
・尻腐れが起こったら追肥します。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
シンディースイート
シンディースイート
シンディースイート、フルティカとよく比較される品種をご紹介します。
こちらは2004年6月にサカタのタネから発売された品種です。
サカタのタネ初の中玉トマトで大玉トマトより糖度と味が濃く、
ミニより食べ応えがあるという品種です。
また実のツヤ、赤色が綺麗で外観もすぐれた中玉品種です。
糖度と酸味のバランスが良く、サイズも小さめなため食べやすいです。
フルティカと一緒に栽培し、味比べをしてみるのも楽しいと思います。
[シンディースイート]サカタのタネ
■特徴
・萎ちょう病、トマトモザイクウイルス、
斑点病や根腐萎ちょう病、葉かび病などに耐病性を持ちます。
また、ネマトーダ(センチュウ)にも抵抗性を持っています。
・育てやすい早生品種です。
・大玉トマトより糖度が高く酸味とのバランスが取れています。
食味がとても良いです。
・実の色は綺麗な赤色です。
・フルティカが約50gで中玉トマトの平均値ですが、
シンディースイートは約35g~40gとやや小ぶりです。
・大玉トマトとミニトマトの良い部分を持ち合わせたトマトです。
・フルティカと同じく、糖度は8度程度ですが、
栽培の仕方によっては10度と、甘くなります。
・下段は房の数が1房ですが、
上段からは2房となるため多く収穫が見込めます。
・果肉が厚く、実が裂けることも少なく、日持ちも良いです。
・実の玉揃いが良く、実にツヤがあります。
・好みがありますが、食べ比べてみると、
フルティカより、シンディースイートのほうが味が濃厚だと感じました。
シンディースイート接ぎ木苗 C)てしまの苗屋
■栽培のコツ
・元肥、施肥は中玉トマトと同じで良いです。
・比較的栽培がしやすいと評判があります。
・定植は第1花房開花前に植えることができます。
・5月上旬から定植ができ、6月中旬~下旬から収穫ができます。
・早生品種で、実のつきも良いので早めの潅水、早めの追肥を行いましょう。
株のスタミナを切らさないためです。
・実が裂けることが少なく、日持ちも良いので、
株で十分赤く熟してから収穫しましょう。
・上段から2房となりますが、第1果が奇形になりやすいので、
摘果するか、ホルモン処理を行いましょう。
*続けて人気のトマトの品種をご紹介していきます。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方