イエローアイコ
イエローアイコ
黄色いトマトと言えば、イエローアイコではないでしょうか。
知名度は一番ですし、人気も一番です♪
赤いアイコは2006年に販売が開始されましたが、
イエローは2008年から販売され、農家でも家庭菜園でも人気が高いです。
アイコ同様に肉厚で食味が良いです。
イエローアイコはアイコよりトマト特有の香りが控えめで、
トマトが嫌いな方でも食べやすい品種となっています。
イエローアイコは、アイコより、数値的にはやや糖度が落ちます。
糖度は落ちますが酸味が控えめなので、糖度以上に甘く感じられ、
十分な味わいと甘さのあるイエロートマトです。
そのまま食べても美味しいですし、サラダの彩りにも美しいです。
もちろん栽培の仕方によっては甘くすることもできます。
アイコとイエローアイコの両方を栽培して、食べ比べをするのも楽しいですね。
栽培に関してですが、実が割れることが少なく、完熟での収穫ができます。
豪快に、房ごとの収穫も可能です。
アイコと同じように苗、種ともにホームセンターなどで手に入りやすく、
初心者のかたでも、手軽に栽培できます。
アイコと並んで人気の商品でイエロートマトの代表品種であるイエローアイコ。
イエローミニトマトは、まずこちらから栽培してみませんか?
イエローアイコ、房ごと収穫、楽しいですよ!
[イエローアイコ]サカタのタネ
■特徴
・葉かび病、トマトモザイクウイルス、斑点病などに耐病性を持っています。
・形は縦に長く、プラム型です。
・実のつきが良いので収量が多いです。
・酸味が控えめで糖度以上に甘みを強く感じられます。
・肉厚でゼリー部分が少ないので飛び出しが少ないです。
・実が割れてしまうことが少なく、日もちも良いです。
・房ごとでの収穫ができ、下段はシングル花房ですが
上段からはダブル花房以上になり多くの収穫が見込めます。
■栽培のコツ
・元肥・追肥は普通のミニトマトと同じように行ってください。
・基本的には、栽培の仕方はアイコと変わりません。
・収穫は果実のヘタの際まで黄色くなり全体濃い黄色になって、
実を触ってやわらかさを感じたら収穫適期です。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
ハニーイエロー
ハニーイエロー
サントリーフラワーズから発売されているハニーイエロー。
こちらはミニトマトです。
地植え栽培、プランター栽培の両方の栽培に適していて、
どのような環境でも、比較的育てやすい品種です。
実の形は球形からやや縦長の球形をしています。
色はやや濃い黄色をしていて、見た目もかわいらしいです。
サントリーフラワーズの本気野菜、
本気野菜は「食べてみたい、を育てよう。」という、
キャッチフレーズで販売されています。
http://www.suntory.co.jp/flower/homegardens/lineup/tomato_amasa.html
このハニーイエローは本気野菜、あまさセレクトの中に分類され、
糖度は普通のミニトマトと同様、栽培によってはそれ以上になるため、
甘さを強く感じられとても美味しいです。
ハニーイエローは一房あたりの花の数が多く、
実のつきも良いので多くの収穫が見込めます。
実が割れにくいので房ごとでも収穫ができるんですね。
苗の入手は通販のみの取り扱いで、
サントリーフラワーズの通販かタキイネット通販で購入できます。
4月上旬から5月に販売されるので、栽培してみてください。
[ハニーイエロー]サントリーフラワーズ
■特徴
・トマトモザイクウイルス、萎ちょう病、半身萎ちょう病に耐病性を持っています。
・地植え栽培、プランター栽培のどちらでも栽培がしやすいです。
・他のイエローミニトマトより実が割れにくいです。
・実の大きさは15~20gで通常のミニトマトと同じくらいです。
・実の形はやや縦長ですが、丸いです。
・糖度が8~10度です。栽培によってはそれ以上になります。
・果肉がパリっとしていてしっかりしていますが、
ゼリー部分とのバランスが取れていて食感が良いです。
・上段まで実のつきが安定し、一房あたりの実のつきが多いので、
収穫量が多いです。
■栽培のコツ
・元肥、施肥、追肥は他のミニトマトと同じように行ってください。
・定植は第一花房が咲いてから行うのがコツです。
・イエロートマトなので収穫時期の見分け方が難しいですが、
内部のゼリー部分が緑色の状態はまだ未熟ですので、
実の全体が黄色く着色してから収穫してください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
ピッコラルージュ
ピッコラルージュ
ピッコラルージュ、マウロの地中海トマトの中から紹介します。
マウロの地中海トマトは、様々な特徴を持ったトマトで育てても見ても楽しめますね。
今回紹介するのはこちら、マウロの地中海トマト中で代表的な品種。
赤が濃いミニトマト、ピッコラルージュを紹介します。
ホームセンターなどで苗を見かけることも多くなりました。
知名度が上がったのはピッコラルージュとピッコラカナリアの、
ふたつのトマトの功績が大きいのではないでしょうか。
一見、普通のミニトマトに見えますが、
食べてみるといままでにはないトマトのコク、そして甘さが最高です。
普通のミニトマトに飽きてしまったかたは、
こちらも栽培してみてはいかがですか?
種、苗が流通してますが、種は高めなので、
確実に栽培したい方はホームセンターなどで苗を購入すると良いでしょう。
ピッコラカナリアよりやや栽培が難しいですが、
基本的なトマト栽培ができる方なら大丈夫です、チャレンジしてください!
>>ピッコラカナリア
[ピッコラルージュ]
■特徴
・萎ちょう病、半身萎ちょう病、トマトモザイクウイルスに耐病性を持っています。
・丸い形をしており赤色が濃く、鮮やかなミニトマトです。
・糖度が9度~11度と、こちらもブラッディタイガー等と同等です。
・実の大きさは15g~20gで標準サイズです。
・果肉がしっとりとしていてコクがあります。
・皮はやや硬めで、実が割れることが少ないです。
・甘みと酸味のバランスが取れていておいしく食べられます。
・花粉の発生が良いので、実の付きが良いです。
■栽培のコツ
・元肥、追肥は普通のミニトマトと同様に行ってください。
・5月上旬から6月いっぱいまで定植ができ、
収穫が7月上旬から10月中旬となります。
・熟期が遅めなので、赤くなってすぐに収穫すると、
酸味を強く感じますので十分熟してから収穫するようにしましょう。
・特別注意することはありませんが、水やりや株の維持がやや難しいですので、
株の状態をよく見て栽培すると収穫が良くなります。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
ピッコラカナリア
ピッコラカナリア
オレンジ色のかわいいミニトマト、ピッコラカナリアを紹介します。
こちらもマウロの地中海トマトの一つです。
早い段階からピッコラカナリアは苗も実も流通しているのではないでしょうか。
同じピッコラとつくピッコラルージュと同系統のミニトマトとなります。
ただし、ピッコラルージュと違い、
トマトモザイクウイルスにしか耐病性を持っていないので、
栽培にはやや注意が必要となります。
なんといってもピッコラカナリアの特徴は、
一般的なオレンジ色をしたトマトよりベータカロテンを2.5倍も含みます。
このベータカロテンは美容と健康に良いとされていますね。
このトマトを栽培すれば手軽にベータカロテンを取ることができます。
栽培ではシシリアンルージュなどと同様に、
ソバージュ栽培(別名:露地放任栽培)が可能です。
放置しても簡単に、良く実をつけてくれますのでオススメです。
*ソバージュ栽培とは、脇芽を採らずに、
誘引・支柱は最低限にして自由に野性的に栽培する方法です。
ピッコラルージュ同様、ホームセンターなどで苗を良く見かけます。
他のちょっと珍しいようなトマトよりも甘く酸味が少なく、
苗の入手が圧倒的に容易ですので栽培してみてください。
[ピッコラカナリア]
■特徴
・トマトモザイクウイルスに耐病性を持っています。
・やや縦長のオレンジ色のミニトマトです。
・実の大きさは15g~20gでブラッディタイガーと同等です。
・糖度が9度~11度と、こちらもブラッディタイガーと同様です。
・極早生品種で、生育が早く、伸びやすいです。
・ベータカロテンを含有しています。
一般的なオレンジ色のトマトより2.5倍も多く含有されています。
・食味は濃厚でとろけるような食感が特徴で、甘みが良く、酸味が少なめです。
・花粉の発生が良いので、実の付きが良いです。
■栽培のコツ
・元肥、追肥は普通のミニトマトと同様に行ってください。
・極早生品種ですので、定植はやや遅めでも構いません。
5月上旬から6月下旬まで定植ができ、収穫が7月上旬から10月中旬となります。
・特に注意する点はありませんが、病害にだけは気をつけて栽培してください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
ハート形 トマト
小さいポット、鉢で栽培できる、
ハート形 トマトたちを紹介します。
プレゼントにも喜ばれます。
●家族のトマトシリーズ
http://www.sun-farm.jp/2014_new/index.html
種苗会社:サンファーム
ハートチャイルド
ハートママ
ハートパパ
ハートグランドペアレント
「家族のトマトシリーズ」は、手軽に育てられるミニトマトシリーズです。
草丈がたいへん小さく、栽培管理はほとんど必要なく収穫量が多いです!
大きい鉢がない方はこちらで栽培してみませんか?
ハートチャイルドは最も草丈がコンパクトで、実の大きさは最も小さいです。
そして一番大きな特徴が、切り口がハートの形をしています。
見た目はおしりがとがったミニトマトですが、
切ってみるとハート形となり、とてもかわいいです。
ハートママはチャイルドよりやや草丈が高いですが。
それでもコンパクトに栽培ができ、一番ハートに近い形をしています。
ハートパパはママより、やや草丈が低く管理も楽で、
忙しいお父さんでも、簡単に栽培が楽しめることが特徴です。
ハートグランドペアレントは家族のトマトの中では最も草丈が大きいです。
約50cmになりますが、短い支柱でも大丈夫ですし、
高いところに置いて、枝が垂れ下がるのを楽しむこともできます。
●ハートマト
http://item.rakuten.co.jp/saienlife/z62-10-00001/
販売会社:菜園ライフ
「ハートマト」はキットでうって販売されています。
鉢やポットなど栽培に使う用具を用意する手間が省けます。
選ぶ苗によっていろいろな楽しみ方ができます。
中々大きな鉢やプランターがないという方でも、
こちらの品種では簡単に栽培ができるので試してみませんか?
[ハート形 トマト]
■特徴
・草丈が低く、ポットでの栽培に向いています。
・非常にコンパクトでベランダなどちょっとしたスペースでも栽培できます。
・わき芽を取ったりなどの作業が必要ありません。
・どれも皮が柔らかく、甘くてジューシーです。ハートママはやや酸味が強いです。
・本格的に栽培する前に、ちょっとだけ栽培をしてみたいという方に向いています。
■栽培のコツ
・土は野菜の培養土など既に配合されているものを使用し、
追肥は様子をみて行ってください。
・肥料が多すぎると根が傷みやすいので気をつけてください。
・通気性に気をつけて湿気によるカビが生えないようにします。
特にハートグランドペアレントは枝が込みやすく、
カビが生えやすいので風通しが良くなるようにしてください。
・湿気に気をつければ、病害は、ほとんどありません。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
ブラッディタイガー
ブラッディタイガー
ブラッディタイガー、近年、市場に出回り始めた、
茶色と緑色のゼブラ模様をした色がなんとも個性的なミニトマト。
今までこの色と模様のミニトマトはなかったです。
初めて出会った美しいミニトマト、それがブラッディタイガーです。
一見、黒いトマトに見えますが、茶色が濃いので黒っぽく見えます。
しっかりと見ると濃い緑色の縞々が見えるんです。
切ってみると、果肉部分が緑色をしていて、
サラダやなどにしても見た目も味も楽しめるトマトです。
ブラッディタイガー=「血まみれの虎」という名前の由来は、
野生の虎が真っ赤なリコピンシャワーを浴びる印象からつけられました。
このブラッディタイガーは「マウロの地中海トマト」の一つで、
2014年から販売されている新しい品種です。
マウロの地中海トマトで最もリコピン含有量が高いと言われています。
味わいも深く、歯応えもしっかりしています。
トマト自体は市場に出回り始めてはいますが、
価格が高く、ちょっと手が出しにくいかもしれません。
こちらの珍しい色をしたミニトマトの苗や種は、
通販で購入できますので、ぜひ育ててみてください。
種は、1粒100円くらいです!
[ブラッディタイガー]
■特徴
・トマトモザイクウイルスに耐病性を持っています。
・茶色と緑のゼブラ模様をしたミニトマトです。
・実の大きさは15g~20gです。
・糖度は9度~11度と他のミニトマトよりも高めです。
・皮も実もしっかりしていて、プラムのようなパリっとした食感です。
・実がしっかりしているので歯ごたえがあります。
・味が濃く、糖度も高いので食味が良いですが、人によってはクセが気になります。
・生食に向いています。
・一般的なトマトに比べてリコピン含有量が高いです。
ブラッディタイガー C)旬の食材百科
■栽培のコツ
・元肥は控えめに、追肥は普通のミニトマトと同様に行ってください。
元肥が多いと実が割れやすくなります。
・定植は普通のミニトマトと同様、4月下旬~5月中旬までに行ってください。
・水やりも実が割れてしまう原因となりますので控えめにしてください。
・第3花房からダブル花房(花数が多くだらだら咲く)が発生がしやすいです。
予防するは、早く活着させるため1段目の着果を確実に行います。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
バレンシア
バレンシア、まるで柿のような見た目で、
桃太朗ゴールドを上回るオレンジ色のいトマトです!
世界の珍しいトマトの一つです。
あまりにもまいなー珍しいため、
インターネットでもほとんど情報がありませんね。
苗も売ってるのはサンファーム様くらいではないでしょうか。
*サンファーム様ではブラックプリンスなど、珍しいトマトの苗も扱っています。毎年品揃えが新しくなります。
http://www.sun-farm.jp/index.html
原産は、アメリカかスペインのようです。
バレンシアは大玉のトマトで色は黄色、というよりオレンジに近いです。
見た目だけではなく中身もオレンジです。
生食向きのトマトで、食味はしっかりとした果肉と癖のない味、
食感も良いため、サラダなどに最適です。
水分が少なくしっかりしているのでサンドウィッチにも最適です。
トマト栽培の基本さえ押さえていれば栽培しやすい品種です。
もし珍しいバレンシアの種や苗を入手できたら、
ぜひご自宅で栽培してみてください。
[バレンシア]
■特徴
・糖度は7度程度でしょうか、酸味とのバランスがとれています。
・皮は薄めですが実がしっかりしています。
・ブラックプリンス同様に種の自家採取が可能です。
■栽培のコツ
・元肥・追肥は普通のトマトと同様に行ってください。
・ブラックプリンス同様に病害に対して非常に弱いので、
細心の注意を払って栽培を行ってください。
・病害には弱いですが、しっかりと生長し、実をつけてくれます。
・尻腐れになりやすいので随時カルシウムを与えてください。
・1花房あたり、3~4つ程度に抑えます。
・大玉トマトの中でも特に大玉に育ちやすいので枝が折れやすいです。
太めの支柱を用意してしっかり支えてあげましょう。
・なかなか伸びない、というときがありますが、特性ですので大丈夫です。
・収穫の際はしっかりとオレンジ色になってから収穫しましょう。
未熟だとやや青臭いです。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト 種からの育て方
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
サンマルツァーノ・リゼルバ
サンマルツァーノ・リゼルバ
シシリアンルージュと同じく、プリンセスロゼの記事で名前を記した、
「サンマルツァーノ・リゼルバ」をご紹介します。
サンマルツァーノという品種のトマトがあるのですが、
リゼルバはサンマルツァーノ種の改良品種で日本人に合うよう改良されました。
食味と収穫量がサンマルツァーノよりも良いです。
リゼルバ(Riserva)は「特別な」という意味を持っています。
皮が薄く果肉が厚く、ゼリー状の部分が少ないため、
しっかりとトマトの味を感じられます。
もちろん生でも美味しいですが、この品種は特に加熱に向いていて、
トマトソースにしたり、ドライトマトにしても美味しく食べられます。
シシリアンルージュと一緒に加熱すると、より一層美味しく食べられるトマトです。
苗はホームセンターにあることもありますが、
無い場合は通販などで購入することができます。
栽培はやや上級者向けですが、いろいろなトマトの栽培に挑戦してみたい、
という方は、ぜひ栽培してみてください。
煮込み料理に抜群の味わいです
[サンマルツァーノ・リゼルバ]
■特徴
・萎ちょう病、半身萎ちょう病、トマトモザイクウイルスに耐病性を持っています。
・花粉の発生が良いので実のつきが良いです。
・縦長で、ナスを彷彿とさせる形のトマトで、花の数は15程度で、
実の大きさは50g程度と、シシリアンルージュと比べるとやや大きめです。
・シシリアンルージュ同様、ヘタが取れやすいですが、元々取れやすい品種です。
・酸味がやや強いですが、濃厚なうまみが特徴です。
■栽培のコツ
・元肥、追肥は普通のトマトと同様で構いませんが、
特にチッソ成分は多すぎないように注意してください。
・普通に栽培すると実が100gくらいまで大きくはなりますが、
適度に水を切ってく50gくらいに抑えると美味です。
・しかし水を切り過ぎると生育に悪影響が出るので気をつけてください。
・色むらが出ないように密植は避けて、株間を広くとってください。
・尻腐れになりやすいので適度にカルシウムを追肥してください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト 種からの育て方
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
ブラックチェリー
ブラックチェリー C)ミセスリビング
ブラックチェリー、海外で人気のトマトをご紹介します。
名前の通り、黒い色をしているミニトマトです。
黒いミニトマトといえば、以前紹介した、
マウロの地中海トマトの中のトスカーナバイオレットがあります。
トスカーナバイオレットと似ていますが、
ブラックチェリーは原産はロシアとされています。
また、トスカーナバイオレットよりも薄い色で緑色が強いです。
赤黒いといった表現の方が正しいかもしれません。
また、ヘタの部分が緑がかっています。
これらがトスカーナバイオレットとの違いです。
食感は皮が薄く、プルンとした食感で甘みが強く、フルーツのような味わいです。
ただし、トスカーナバイオレットと両方を栽培していると、
どちらがどちらの品種か分からなくなりますので、札などをつけておきましょう。
どちらも同じ色をしていて特徴を捉えるのは難しいです。
ミニトマトで黒トマトと書いて売っているものはいろいろありますね。
トスカーナバイオレットもブラックチェリーもトマト嫌いの方にも食べやすい品種です。
この二つを食べて、トマトを初めて美味しいと感じた方も多いのです。
近年はホームセンターで苗を売っていることもあります。
ホームセンターや通販などでの入手も可能ですので栽培してみてください。
また固定種ですので、種は自家採取も可能です。
種から栽培をするには難しいですが、挑戦し甲斐がありますね。
トスカーナバイオレットも人気黒トマト
[ブラックチェリー]
■特徴
・病害にはやや弱いです。
・原産地がロシアですので暑さには弱いです。
・暑さに弱く、枯れやすいです。
・実の大きさは20g程度です。
・実の水分が多く、プルンとしていてジューシーです。
・皮が薄く、やわらかいです。
・食味は甘みが強く、酸味も強いですが、旨みもありフルーツのようです。
・あまり多く実をつけません。
・早生品種です。
■栽培のコツ
・元肥、追肥は普通のミニトマトと同様に行ってください。
・5月上旬から6月いっぱいまで定植ができ、収穫が7月上旬から10月中旬となります。
・病害に弱いので病気の初期段階から防除をするようにしてください。
・暑さに弱いのでハウスなど高温な環境での栽培は極力避けるようにします。
・水を与えすぎると実が割れるので気をつけて栽培してください。
・また、雨が当たると実が割れてしまいます。
・病害に弱いのは固定種の特徴ですので病害には気をつけましょう。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
レッドオーレ
レッドオーレ
レッドオーレ、中玉トマトの中でも、とても人気があります。
フルティカ、シンディースイートと並ぶ中玉トマト、レッドオーレを紹介します。
この3品種は特に人気があるように感じます。
こちらはカネコ種苗から出ている中玉トマトで、
名前の通り真っ赤に、濃く色づきます。
レッドオーレは酸味が少なく、フルーティーなトマトとして売られています。
実際に食べてみても酸味より甘みのほうが強く感じ、おいしいトマトです。
中玉トマトを栽培している方の中には、
レッドオーレ、フルテイカ、シンディースイートと3品種育てている方もいるでしょう。
それぞれ個性があり、比較して味わうのも楽しいです。
レッドオーレはカネコ種苗から出ており、ホームセンターなどで購入が可能です。
手軽に購入できますので、各中玉トマトと一緒に栽培してみませんか?
[レッドオーレ]カネコ種苗
■特徴
・トマトモザイクウイルス、萎ちょう病に耐病性を持っています。
フルティカやシンディースイートに比べると耐病が少ないです。
・尻腐れ、すじ腐れ、などの発生が少ないです。
・葉かび病には弱いです。
・ゴルフボールサイズで、重さは40~50gです。
・食味は甘く、酸味が控えめで果物のように食べられます。
・糖度は8度前後ですが、それよりも甘く感じます。
・栽培初期からの品質が良く、1段目から安定して収穫できます。
・一つの花房に8~12個実をつけます
フルティカも美味しいですね
■栽培のコツ
・元肥、追肥は普通の中玉トマトと同様に行ってください。
・4月下旬から5月中旬にかけて定植ができ、早ければ5月中旬から収穫ができます。
・耐病性が低いので栽培に注意が必要です。
また葉かび病には弱いのでなるべく通気性を良くするようにしてください。
・栽培の仕方によっては実の大きさがミニトマトサイズになります。
・水に濡れると実が割れてしまうことがありますので、水やりの際には注意してください。
*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方