トマト 育て方

トマトの育て方.com

サンマルツァーノ・リゼルバ 仮誘引

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク

■サンマルツァーノ・リゼルバ 仮誘引

サンマルツァーノ・リゼルバは、縦に長い実を着けます。
シシリアンルージュと一緒に加熱調理するとおいしいので、
こちらも1株だけ栽培することにしました。

 

この苗は、他の苗より買ってくるのが遅かったので、植えつけたのが5月27日でした。
約10日後の6月8日に観察をしました。

 

用土は、市販の培養土にトマト専用肥料を混ぜたものを使いました。
プランターは菜園用の大型プランターです。

 

 

tomato kariyuin01
サンマルツァーノ・リゼルバ、植え付け直後5月27日

 

 

第一印象は、とても不安なようすの苗です。

 

買ってきた時点では、まだ元気でした。
植え付けるまでに時間が空いてしまったので、このような感じに。

 

よく観察すると、主枝がはっきりしていないので、
もしかしたら芯止まりかも? と、諦めムードになりました。

 

芯止まりになってしまうと、主枝が無い状態になるので、
わき芽を活用しての生育になってしまいます。

 

少し世話が面倒なのと、わき芽が伸びてくるまで時間がかかるので、
その分生育が遅くなります。
また、葉の色がとても薄いです。

 

 

tomato kariyuin02
葉のようす

 

 

不安要素が詰まっている苗ですね……。
それでも、育てるだけ育ててみよう、と思い栽培することにしました。

 

そして6月8日、

 

 

tomato kariyuin03
サンマルツァーノ・リゼルバ 6月8日

 

 

何事もなかったかのように、無事に生長していました。
芯止まりの様子もなく、あんなに薄かった葉も、しっかりと濃い色へと変わっています。

 

目視で確認できるのは第1花房。
植え付けるのが遅かったので、その分開花も遅れそうです。

 

この日は、二箇所くらいを仮誘引しました。
生長点に近いところを誘引してしまうと、

 

生長する過程で傷つけてしまうので、少し下の部分を誘引しました。
もう一箇所は株の下の部分を誘引しました。

 

6月8日にしっかりと生長していて嬉しかったです。
それまではとても不安で、最悪の場合、
株を引き抜いて植え直そうと考えていましたが、大丈夫そうですね。

 

他のトマトの苗に生育が追いつくのは難しいですが、
ここまで頑張って生長してくれたのでとても安心しました。
もう、サンマルツァーノ・リゼルバの収穫が楽しみです。

 

*栽培と記事は、Senaさん担当です。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方

 

タグ : 

トマト 栽培記録

サンマルツァーノ・リゼルバ

読了までの目安時間:約 4分

 

スポンサードリンク

Riserva

サンマルツァーノ・リゼルバ

 

 

シシリアンルージュと同じく、プリンセスロゼの記事で名前を記した、
「サンマルツァーノ・リゼルバ」をご紹介します。

 

サンマルツァーノという品種のトマトがあるのですが、
リゼルバはサンマルツァーノ種の改良品種で日本人に合うよう改良されました。

 

食味と収穫量がサンマルツァーノよりも良いです。
リゼルバ(Riserva)は「特別な」という意味を持っています。

 

皮が薄く果肉が厚く、ゼリー状の部分が少ないため、
しっかりとトマトの味を感じられます。

 

もちろん生でも美味しいですが、この品種は特に加熱に向いていて、
トマトソースにしたり、ドライトマトにしても美味しく食べられます。

 

シシリアンルージュと一緒に加熱すると、より一層美味しく食べられるトマトです。
苗はホームセンターにあることもありますが、
無い場合は通販などで購入することができます。

 

栽培はやや上級者向けですが、いろいろなトマトの栽培に挑戦してみたい、
という方は、ぜひ栽培してみてください。

 

 

tomato

煮込み料理に抜群の味わいです

 

 

[サンマルツァーノ・リゼルバ]

 

 

■特徴

 

・萎ちょう病、半身萎ちょう病、トマトモザイクウイルスに耐病性を持っています。

 

・花粉の発生が良いので実のつきが良いです。

 

・縦長で、ナスを彷彿とさせる形のトマトで、花の数は15程度で、
実の大きさは50g程度と、シシリアンルージュと比べるとやや大きめです。

 

・シシリアンルージュ同様、ヘタが取れやすいですが、元々取れやすい品種です。

 

・酸味がやや強いですが、濃厚なうまみが特徴です。

 

 

■栽培のコツ

 

・元肥、追肥は普通のトマトと同様で構いませんが、
特にチッソ成分は多すぎないように注意してください。

 

・普通に栽培すると実が100gくらいまで大きくはなりますが、
適度に水を切ってく50gくらいに抑えると美味です。

 

・しかし水を切り過ぎると生育に悪影響が出るので気をつけてください。

 

・色むらが出ないように密植は避けて、株間を広くとってください。

 

・尻腐れになりやすいので適度にカルシウムを追肥してください。
 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。
・トマト 種からの育て方
・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方

 

タグ :

トマト 品種