調理用トマト 料理法

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調理用トマトの料理法

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調理用トマトを使うと、パエリアも味わいが深く美味になります

 

 

調理用トマト(クッキングトマト)は、
生食用トマトと違い、加熱調理することで様々な料理を作れます。

調理用トマトを使った料理法には、どのようなものがあるのでしょうか。
>>調理用トマト おすすめは?

 

[調理用トマトの料理法]

 

 

■調理用トマトの美味しい料理法

 

調理用トマトは、加熱しても水分が出にくいという特徴があります。
さらに過熱して水分が飛ぶことで、トマトの旨みや甘酸っぱさが凝縮されます。
そんな調理用トマトに合った料理法をまとめました。

 

 

調理用トマトと牛肉を炒めただけで、とっても美味です

 

 

・炒める
調理用トマトをざく切りにして、野菜炒めの要領で炒めることができます。
調理用トマトの中にも、煮崩れしやすいものと形が残りやすいものがあります。

 

日本で販売されている調理用トマトは、
ソースを目的としていることが多いため、煮崩れしやすい場合が多いです。
その場合は、炒める時間を短くするのがポイントです。

 

煮崩れしにくい品種の場合は、炒めてもしっかりと形が残りやすいので、
慌てて調理しなくても済みます。

 

 

トマトのファルシ

 

 

・焼く
調理用トマトには、様々なサイズの品種があります。

 

小さめのトマトであれば、焼きリンゴのようにして、
オーブンやトースターでシンプルに焼いただけでもおいしく食べられます

 

サイズの大きいトマトの場合は、
中をくりぬいた後、お肉や野菜などを詰めて焼くのがお勧めです。

 

ナイフとフォークを使って、トマトと中の詰め物を一緒に食べることで、
詰め物の味にトマトの甘酸っぱさが加わっておいしくなります。

 

日本では調理用トマトがまだ一般的ではないため、
メイン料理のメイン食材として使われるイメージはありません。

 

けれど、詰め物をした調理用トマトのグリルであれば、
トマトの形をしっかりと残した、立派なメイン料理へと変身させることができます。

 

調理用トマトなら、生のままピザのトッピングに使うこともできます。
生食用トマトの場合、オーブンで焼いているうちに水分が出てしまい、
生地が水分でびしょびしょになることがありますが、
調理用トマトならその心配は無用です。

 

味が濃縮されたトマトがトッピングされた、おいしいピザになります。

 

 


味付け鰯のトマトソース

 

 

・煮る
調理用トマトは、煮物の具材として使うこともできますし、
メイン食材と一緒に煮込んで、調味料のような役割として使えます。

 

トマトは野菜だけでなく、肉や魚とも非常に相性が良いので、
どのような食材にも合わせやすいです。

 

白身魚と一緒にカットした調理用トマトを煮るだけで、
あっさりとした煮魚ができます。

 

味付けはハーブなどを使って洋風にすることもできますし、
醤油などを使って和風にしても、意外とおいしくなります。

 

切り身の魚であれば煮える時間も早いので、
調理用トマトも1つの具として形が残った状態を保つこともできます。

 

鰯や鯖などの青魚との相性も良く、
トマトの香りと甘酸っぱさが青魚特有の臭みを消し、旨みを増してくれます。

 

 


スペアリブのトマト煮込み

 

 

・煮込む
調理用トマトで最も日本人にとって親しみやすいのが、
煮込み料理ではないでしょうか。

 

いつものカレーに調理用トマトを2つ3つだけでも加えて煮込めば、
ワンランク上の深い味わいが生まれます。

 

また、トマトと肉を一緒に煮込むと、

肉を柔らかくする効果があるといわれています。

肉を柔らかくする効果がある食材としては、
パパイヤやパイナップルが知られていますが、
トマトはそれと同じか、さらに柔らかくする力があります。

 

安いけれど硬さが気になるすじ肉や安い赤身肉などは、
トマトと煮込んでシチューなどにすれば、
レストランにも負けないおいしい料理へと変身させることができます。

 

 

さっぱりして元気の出るシチューです

 

■調理用トマトの保存法

 

調理用トマトは、収穫できる時期が限られている場合が多く、
しかも一時に集中する傾向にあります。

 

その点、生食用のトマトは改良も栽培法も進んでいるため、
日本では年中手に入れることができるほどです。

 

限られた時期にたくさんの調理用トマトを使い切るのは、
人数の少ない家庭では難しいことも多いです。
傷んだり腐らせる前に、保存できる状態にしておきましょう。

 

調理用トマトをまとめて保存しておくことで、
収穫できない時期にもおいしいトマト料理を作ることができます。

 

・冷凍保存
最も簡単なのが、冷凍保存です。
ジッパー付きの保存袋などに調理用トマトをまとめて入れて、
そのまま冷凍庫に入れるだけです。

 

解凍させると自然と皮も剥けるので、湯剥きする手間も省けます。

 

ただ、家庭用の冷蔵庫の場合、冷凍しても賞味期限としては最長3ヶ月ほどです。
ソースなどに加工するまでの間に傷まないよう保存したい時などの、
一時保存としてなら、冷凍はかなり有効な手段です。

 

さらに長い期間保存したい場合は、瓶詰保存がお勧めです。

 

 

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・瓶詰保存
冷凍保存よりも長く保存したい場合や、
常温で保存したい場合は、瓶詰保存が適しています。

 

水煮にした調理用トマトや、ソースやピューレ、
ペーストにした調理用トマトを消毒した瓶に入れ、
蒸し器などを使って加熱して脱気し、口をしっかりと閉めておきます。

 

一度にたくさん使うことが多い、
水煮やトマトソース、ピューレは大きめの瓶に入れても大丈夫です。

 

ただ、1回に使う量が少ないペーストの場合は、
大きい瓶に入れて保存すると、開けた時に使い切るまでに時間がかかります。
ペーストを保存する場合は、小さめの瓶を選びましょう。

加工・調理したものによって、保存瓶のサイズを変えておくのもポイントです。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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