ミニトマト 多収穫品種は?

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ミニトマト 多収穫品種は?

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大人気の育てやすく美味しいアイコ

 

 

ミニトマトは、家庭菜園でもとても人気のあるトマトです。
ミニトマトは夏野菜の中でも育てやすい野菜ですが、
せっかく育てるのであれば、たくさんの実を収穫して楽しみたいですね。

 

実は、ミニトマトには品種がたくさんあり、
それぞれの品種ごとに、色々な性質を持っています。

 

その中でも、たくさんの実を収穫できる、多収穫の品種というものがあります。
ミニトマト品種の中で、多収穫のものをご紹介します。

 

[ミニトマト 多収穫品種は?]

 

 

■多収穫にするために

 

多収穫のミニトマト品種をご紹介する前に、
たくさんのミニトマトを収穫するためのポイントを確認しておきましょう。

 

ミニトマトは丈夫な性質で、普通に育てていても、ある程度は収穫できます。
さらにたくさんの実を収穫するための、栽培のポイントをまとめました。

 

・栽培環境、管理を確認します
丈夫で多収穫な株に育てるためには、やはり栽培環境や管理法にも注目しましょう。

 

世間では、ミニトマトの様々な栽培法が提唱されています。
けれど、初心者の方にとっては、どれも難しそうなことばかりです。

 

そんな時は、基本に忠実に育ててみることをお勧めします。
無理な水の節制や、厳しい環境での栽培は、素人では判断が難しく、
かえってミニトマトの調子が悪くなり、収獲すら難しくなることもあります。

 

植え付けの時期、植える土質や日当たり、
容器栽培ならどれくらいのサイズの容器に植えるかなど、
基本を知り守ることはとても重要です。

 

何度か基本に沿って栽培し、慣れてきたら他の栽培法を試すのも楽しいです。

 

・長期栽培を目指しましょう
ミニトマトを多収にするための手段が、いくつかあります。

 

1つは、1段につく実の数を増やすことです。
2つ目は、栽培する段数を増やすこと、
3つ目が、長い期間にわたって栽培することです。

 

標準的な栽培法で育てた場合、
ミニトマトなら6段~7段くらいまでの果房をつけることができます。

 

段数を変えないのであれば、1段につく実の数を増やすことで、多収穫にできます。
段数にこだわらないのであれば、摘心せずに育てることで、
段数を増やして多収穫にすることができます。

 

ただし、最後まで立派なおいしい実を収穫するためには、
スタミナの維持も重要となります。
このスタミナの維持ができると、長期栽培が可能になります。

 

多収穫の性質を持ったミニトマトを選ぶことは大切ですが、
こういった栽培法の選択も、多収穫にするためには必要なことなのです。

 

 

■ミニトマト お勧め多収穫品種!

 

ミニトマトには、非常に多くの品種が存在します。
毎年、新しい品種が生まれるほど、ミニトマトの品種は豊富にあります。

 

その中でも、特においしい実を多く収穫できる、多収穫の品種をご紹介します。

 

 

2017年夏期研究農場研修会レポート  C)タキイ種苗株式会社

 

 

・千果シリーズ
タキイ種苗株式会社から出ている千果シリーズは、名前の字のように、千の果実を
つけそうなほど、多収穫な品種です。

 

シリーズとしては「千果」「CF千果」「TY千果」があります。
千果が最も標準的な品種で、CF千果は葉かび病や斑点病に耐病性があります。
TY千果は黄化葉巻病に耐病性を持っているので、選ぶ時のポイントになります。

 

1個が15g~20gで、球形で赤い実は、見るからにおいしそうです。
裂果が少ないので、熟した甘い実を収穫できます。

 

 

・サンチェリーシリーズ
トキタ種苗から出ているサンチェリーシリーズには、
サンチェリーピュア」「サンチェリースマイル」「サンチェリー250」
「サンチェリーエキストラ」「サンチェリープレミアム」があります。

 

この中で、家庭菜園に向いているのは、サンチェリーピュアとサンチェリーエキストラ、
サンチェリープレミアムです。

 

さらにこの中で収量が多いのは、サンチェリープレミアムです。
糖度が高く、食味の良い実がたくさん収穫できるとして、現在注目されている品種です。

 

・キャロルシリーズ
サカタのタネから出ているキャロルシリーズは、育てやすく多収穫であるとして、
以前から人気があります。

 

キャロルシリーズには「ミニキャロル」「キャロル10」「キャロルスター」が、
ありますが、この中でも育てやすいのは、ミニキャロルです。

 

低段ではシングル果房ですが、上段になってくるとダブル果房となり、
1段にたくさんの実がつきます。

 

 

・CFプチぷよ
CFプチぷよは、渡辺採種場から出ている品種で、近年とても注目を浴びています。
その理由は、なんといっても独特の食感です。

 

皮が薄く、通常のミニトマトだと口に残りがちな皮をほとんど感じません。
触った時に、ぷよっとした感触も癒されます。

 

1段に着果する数が多いので、おいしさだけでなく、収量の多さでも期待できる品種です。

 

 

・アイコ
日本のミニトマトの代表各といえば、アイコでしょう。
家庭菜園のミニトマト苗の売り場には、必ずと言っていいほどアイコの苗も並びます。
苗売り場だけでなく、スーパーなどでもよく見かけます。

 

楕円形の特徴的な形をしていて、皮が丈夫なので裂果に強いのが特徴です。
皮が丈夫なので、食べた時の皮残りが気になるという方もいますが、
ミニトマトの皮が嫌でない方であれば、問題ないでしょう。

とにかく育てやすく、初心者向きの品種で、
初めてでもたくさんの実が収穫できたという声をよく耳にします。
中・高級者でも、さらに甘くて皮の薄いアイコを作るのに熱中しているかたも多いです。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・トマト わき芽かき・摘心の方法
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき


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