トマト 雨よけ

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トマト 雨よけのしかたは?

読了までの目安時間:約 6分

 

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トマト、雨に強い品種ができていますが、雨よけしたほうが美味しく実割れしにくいです(写真はアイコ)

 

 

トマトの実が、大きく育ってきたのに突然割れてしまったり、
収穫したものを、食べてみたら味が薄かったりということがあります。

いずれも様々な原因がありますが、特に注意したいことは水分管理です。 

 

トマトは、アンデス山脈高原地帯が原産なので、
風通しが良く乾燥している環境を好みます。

 

日本は、雨が多くトマトの実が大きく育ってくる頃や、
収穫が近づく頃に大量の雨が降ることがあります。

 

乾燥気味に管理していても、上記の理由で水分が多く含まれ、
さらに急激に水分が吸い上げられ、実が割れてしまったり、
味が薄くなったりしてしまうのです。

 

余分な水が入り込まないようにするため、雨よけをしてみましょう。

雨よけと聞くと、特別な道具を準備する必要があるように思えますが、
自作したり市販されている専用のものを使っても大丈夫です。

 

支柱の組み方に、ほぼ慣れている方でしたら、
支柱と透明ビニールを紐で固定して簡単に作れます。

 

では、簡単で確実な雨除けをご紹介します。

 

 

[トマト 雨よけのしかたは?]

 

 

■地植えの場合

 

 


市販の雨除けセット C)171オンラインショップ

 

 

・市販品の雨よけを使う

園芸店やホームセンター、インターネット通販などで、
雨よけをするための支柱とビニールのセットが売られています。

 

支柱が金属のものやプラスチックのもの、組み立て式のものなどがあり、
設置した時の幅や奥行き、高さの大きさも種類があります。

 

あらかじめ育てる株数や設置するスペースなどを、
確認してから、購入するようにしましょう。

 

 

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トマト雨よけ支柱自作、右は横から見た図

 

 

・自分で雨よけを作る
セット品を使うには、スペースも狭いしという場合は、
手持ちの支柱にビニールをかぶせるだけでも雨よけになります。

 

トマトを植え付けた後に立てる支柱よりも長い支柱を用意します。
畝の一番外側に支柱を何本が並べて立て、その上からビニールをかぶせます。

 

ビニールは風などで飛んでいかないように、
しっかりと支柱にくくりつけておきましょう。

 

使うビニールは、園芸用のものでも良いですし、
ワンシーズンであれば、ゴミ袋を切って広げたものでも充分です。
ただし、光が透過するものを選ぶようにします。

 

 

雨よけや水分管理ができないと、割れてしまうこともあります(トスカーナバイオレット

 

 

■プランターの場合

 

・移動させる
プランターなどの容器栽培をしている場合は、
無理に雨よけを設置しなくても、庇(ひさし)の下など、
雨の当たらない場所で育てることができます。

 

ビニールなどで覆わないため、内部の気温が上がりすぎることもありません。
育てている数やプランターの大きさ、屋根や庇の幅によっては、
雨を防ぎきれないこともあるので注意します。

 

・支柱とビニール
地植えと同じようにプランターも、

支柱を立てた上にビニールをかぶせて結わき、雨よけにできます。

 

地面に支柱を立てるよりも浅いため、
支柱が倒れないよう補助支柱を立てるなどして強力に固定します。

 

 

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>>すだれ 洋風タープ

・シェード・ターフのようにする
ここ数年の猛暑対策で人気が出てきている、
シェードやターフのようにビニールを設置する方法もあります。

 

本来は遮光して暑さをしのぐためのものですが、
遮光せずに光を透過する素材のものを使うことで、
下にプランター植えにしているトマトを置くと生育を助けます。

>>雨よけハウスを各種見てみる

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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トマト栽培Q&A

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