トマト 苗立枯病

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トマト 苗立枯病

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苗立枯病とは、トマトの種を播いた後、
発芽前後に症状が出て枯れてしまう病気です

 

 

苗立枯病は、発芽してすぐや、まだ本葉も出ていない頃などに発生するため、
症状が出てからは治すことができません。

 

トマト栽培は、元気に発芽しないことには始まりませんね。
苗立枯病にかかると、育苗どころではなくなってしまいます。
ただ、予防することはできるので、できる限り予防に努めます。

 

 

[トマト 苗立枯病]

 

 

■トマト 苗立枯病の症状

 

発芽後に、地際に近い部分の茎が茶色く変色して、柔らかくなって倒れます。
感染した菌の種類により、茶色く変色しなかったり、
根がとろけたように腐敗する場合もあります。

菌の種類に関わらず、地際部分から倒れ、その後枯れてしまいます。

 

 

■トマト 苗立枯病の原因

 

トマトの苗立枯病には、原因となる菌が2種類います。

1つはピシウム菌で、これは水カビの一種のため、水の中で移動します。
そのため、湿度の高い場所で感染することが多く、また蔓延しやすくなります。

 

もう1つはリゾクトニア菌です。
こちらは菌自体が水の中を移動しませんが、菌核を作って数を増やします。
おもに土の中に菌核を作りますが、カビの仲間であるにも関わらず、
意外にも乾燥した環境で感染が増えます。

 

土の中で菌核を作り増えるため、
リゾクトニア菌を含んだ土を使って育苗すると、感染率が高まります。

 

 

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清潔な用土を使って種まき、育苗します

 

 

■トマト 苗立枯病の予防

 

ピシウム菌による苗立枯病を防ぐには、過湿にしないことです。
発芽には適度な湿気は必要ですが、
過剰な湿気はピシウム菌の感染や種自体が腐る原因となります。

 

発芽後も、過湿にしていると苗立枯病にかかるだけでなく、
徒長しやすくなるため、控えます。

 

リゾクトニア菌の感染を防ぐには、清潔な土を使うことが一番です。
特に、以前にも苗立枯病が発生した土は、使わない方が良いでしょう。

 

どうしても用土を再利用する場合は、一度消毒を行ってから使うようにします。
市販されている種播き用の用土を使うのもお勧めです。

 

 

■トマト 苗立枯病にかかったら

 

残念ながら、発生してしまった後はどうすることもできません。
薬剤などを使う間もなく枯れることが多いため、手を打つ暇がありません。

 

そのため、予防に努めて感染を防ぐことが先決です。
また、苗立枯病が発生した土で育苗するのはやめておきましょう。

 

土の中には原因菌がいっぱいいる状態なので、
次に種を播いたものも立枯れの症状が出ます。

 

◎効果的薬剤
種用の消毒剤も各種ありますが、注意書きを熟読して使用します。
土壌の消毒には、バスアミド微粒剤、クロールピクリンが利用できます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方


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