ソプラノトマト

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ソプラノトマト

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ソプラノトマトという品種は、家庭菜園ではあまり聞くことがない品種でしょう。
ホームセンターなどの苗売り場で見かけることはあまりありませんが、
高糖度のトマトとしてスーパーで見たことがあるかもしれません。

 

最近はフルーツトマトという糖度の高いトマトの人気が高まっていますが、
実はフルーツトマトという品種が限定されているわけではなく、
糖度8度以上のトマトをそう呼ぶのだそうです。

 

つまり、水分量を減らしたり、環境を整え栽培することによって、
トマトの糖度を高くしているのがフルーツトマトということになるので、
どのような品種あってもフルーツトマトになれる可能性があるのです。

 

その中でもソプラノトマトは、もともと糖度が高めで、
普通に育てても一般的なトマトに比べると糖度が高いのだとか。
そのため、糖度を高めるための栽培法で育てると、高糖度になるというわけです。

 

ソプラノトマトはサカタが交配した品種で、
サカタの説明によると、ソプラノトマトは豊円形とあります。

 

つまりふっくらとした丸みのある形ということになるのですが、
育て方によっては必ずしも丸くはならないようです。

 

子室がそのまま外に出っ張ったようになり、
表面がゴツゴツとしていていびつな形になることもあります。

 

桃太郎のような日本を代表するトマトのような丸い形ではなく、
いわゆるビーフステーキトマトと呼ばれるような、
日本ではあまり見かけない形のものが販売されていることもあります。

 

どちらが本物ということではなく、
どちらもソプラノトマトという品種を育てた結果ということになります。

 

形に差が出ても、実際に切って中を見てみると、意外と似ています。
どちらも子室の数が普通のトマトよりも多く、細かく分かれていることがわかります。

 

水分を制限して育てているかどうかで、中のゼリー質の量は加減されますが、
水分が少なめで果肉がしっかりと硬めなのがソプラノトマトの特徴です。

 

色は真っ赤になり、ヘタの際まできっちりと赤く染まります。
果肉がしっかりと締まっているため、果実全体が赤くなるまで熟させてから、
収穫・出荷・運搬しても形を保つことができます。

 

もともと高糖度の実がつくことに加え、
水分調整して高糖度トマト(フルーツトマト)として育てることも可能で、
しかも促成栽培に向いているということもあり、
家庭菜園より農家向けといった印象が強い品種です。

 

もちろん家庭菜園で育てることは不可能ではありません。
種の販売もあるので、購入して育てることはできます。

 

ただ促進栽培や半促進栽培に向く品種のため、
一般的な品種のように夏秋に露地栽培するのには不向きなところがあります。

 

トマトがかかると厄介な病気である、
萎凋病や半身萎凋病、根腐萎凋病、モザイク病などに抵抗性があり、
センチュウにも強いので、その点では安心して育てることができます。

 

葉が小さいので育てる時に必要なスペースも少なく、
栽培スペースが限られている場合でも育てやすい品種です。

 

簡易的でもハウスを設置して育ててみたい方や、
高糖度のトマトを育てて食べてみたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

[ソプラノトマト]

 

 

■特徴

 

・豊円か少しいびつな形をしていることもあります。

 

・表面は真っ赤で、ヘタの際まで色がつきます。

 

・子室の数が多く、ゼリー質の部分がやや少なめです。

 

・甘みが強く、高糖度になるように栽培するとさらに甘くなります。

 

・果肉が硬めなので、赤くなってから収穫して輸送しても傷みにくいです。

 

・高糖度栽培した時、えぐみは出にくい品種ですが多少のえぐみが出る場合があります。

 

・葉が小さめなので、やや密植気味に育てることができます。

 

・花数が安定しているため、高糖度栽培で育てても収穫量が上がります。

 

 

■栽培のコツ

 

・萎凋病、半身萎凋病、根腐萎凋病、モザイク病、斑点病に抵抗性があります。

 

・葉かび病に耐病性があり、センチュウに耐虫性があります。

 

・露地栽培より促成栽培や半促成栽培に向きます。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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