発芽適温

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発芽適温とは?

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植物の種が発芽するためには、一定の条件があります、
その中でも重要なのが、温度です

 

 

植物によって発芽適温は異なりますが、
この発芽適温とは、どこの温度を指すのでしょうか。

 

 

[発芽適温とは?]

 

 

■発芽適温の意味

 

発芽適温とは、そのままズバリ、植物が種から発芽する時の適温です。
では、この「適温」とは、どこの温度を指すのでしょうか。

 

植物の種の周りで考えてみると、
土の温度(地温)や空気中の温度(気温)があります。

 

地温も気温も、天気やその時の水分状況によって変動します。
けれど、地温と気温はまったくのイコールというわけではありません。

 

晴れた日、空気中の温度は高くても、
陰になっている地面は空気中よりもひんやりしていることがあります。

 

反対に、マルチなどで温められた地面は、気温より高くなることがあります。

 

発芽適温とは、どちらかというと地温を基準にしています。
種の袋に「発芽適温」という欄が記載されています。

 

発芽適温が15度~20度であれば、
この温度帯になっている時に、発芽しやすくなります。

 

ただし、あくまでも発芽適温は目安です。
適温より低い温度や高い温度でも、多少なら発芽に支障は出ません。

 

ただし、あまりにも温度がずれてしまうと、
発芽が遅れてその後の生育にも遅れが出たり、
あまりの高温や低温に当たることで、弱い株に育つこともあるので、
できるだけ適温に近づけるようにします。

 

 

トマトの発芽

 

 

■植物ごとの発芽適温

 

発芽適温は、植物によって変わります。
最も多い温度帯は、20度前後です。

 

けれど、これより低い温度を好むものもあれば、
高い温度を好むものもあります。

 

同じ夏野菜でも、意外と適温が違っていることがあるので、
育てたい野菜の適温を調べておきましょう。

 

・トマト
発芽適温:20度~30度
適温範囲:10度~35度

 

やや高温を好むものの、適温範囲は広めです。
ただ、育苗を開始するのが2月~3月と早く、
気温自体が低いので、保温が必要となります。

 

・ナス
発芽適温:20度~30度
適温範囲:12度~33度

発芽適温はトマトと同じですが、最低温度と最高温度の範囲が少し狭いです。

 

・キュウリ
発芽適温:25度~30度
適温範囲:15度~40度

 

発芽温度が高く、しかも狭いです。
最低温度と最高温度の範囲は広いですが、特に低温に弱いので注意します。
キュウリの他、スイカやメロン、カボチャなどのウリ科野菜も、
この温度帯になります。

 

・キャベツ
発芽適温:15度~30度
適温範囲:5度~35度

 

発芽適温も適温範囲もかなり広いです。
やや高温に弱い性質があるので、発芽後は暑さによって弱らないように管理します。

 

・ハクサイ
発芽適温:20度~25度
適温範囲:5度~35度

 

発芽適温は5度以内と狭いですが、適温範囲は非常に広いです。
冬野菜の代表でもあるので、播き時を逃すと、
その後の生育が間に合わなくなるので、種まきが遅れないようにします。

 

・ホウレンソウ
発芽適温:15度~20度
適温範囲:5度~30度

 

冬から春の野菜というイメージが強いホウレンソウは、
発芽適温もやや低めです。
適温範囲はそれほど狭くありませんが、暑さには弱いです。

 

 

卵パックとトロ箱で保温して発芽しました

 

 

■発芽適温にするには?

 

野菜を育てる時には、発芽させないことには、先に進めません。
発芽適温が低い野菜、高い野菜によって、
種をまいた後の環境を整えてあげましょう。

 

トマトのように高温で発芽する上に、
種まきの時期がまだ寒いという野菜の場合は、
種を播いたポットやセルトレーを保温器に入れたり、
ビニールトンネルの中に入れて管理します。

 

保温をしておくことで、大きな温度変化が起こりにくくなり、
より発芽しやすい状態を作ることができます。

 

反対に、キャベツやハクサイなど、まだ少し暑さの残る時期に、
やや低温を好む野菜の種を播く時は、涼しい環境を作ります。

 

トマトの時とは反対に、ビニールトンネル内に入れていると、
どんどん温度が上がるので、風通しの良い場所を選びます。

また、ある程度の光を必要としますが、寒冷紗などを使って、
強い日差しを和らげるのも効果があります。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・トマト 種からの育て方
・フルーツトマトの育て方


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