トマト 実が落ちる

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トマト 実が落ちる

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色が変わって行くトマトは、とっても楽しみです(ホーム桃太郎)

 

 

トマトを育てていると、実が赤くならないうちに落ちてしまうことがあります。

 

赤くなるまでを、楽しみにしていたのに、
熟すことなく地面に落ちたトマトを見ると残念な気持ちになります。

 

トマトの樹に異常がないように見えるのに、なぜか実が落ちてしまうのには、
どのような原因があるのでしょうか。

 

 

■トマト 実が落ちる

 

1. 肥料過多

トマトが育つ中で、栄養生長と呼ばれる枝葉を伸ばして株を大きくする状態と、
生殖生長と呼ばれる花を咲かせて実をつける状態があります。

 

この栄養生長と生殖生長のバランスが良い状態だと、
株も充実して着果率も高く、おいしい実が収穫できます。

 

ところが、肥料過多になると、このバランスが崩れてしまいます。
肥料には窒素・リン酸・カリといった成分が含まれていますが、
この中でも窒素が多い状態になると、枝葉ばかりが茂って実付きが悪くなります。

 

株自体は大きく生長しているので健康そうに見えますが、
株を大きくすることにばかり体力を使っているため、
着果した実を大きく育てる力が足りず、実が落ちてしまうことになります。

 

トマトは葉などの状態を見ることによって、
肥料過多かどうかを見分けることができます。

 

葉が下向きに巻いていたり、葉色がやたらと濃かったり、
茎が異様に太かったりする場合は、肥料過多である可能性が非常に高いです。

 

トマトの場合、栽培前半は茎が少し細いくらいがちょうど良いことが多いです。
葉色が薄かったり、葉先が上向きになっている時は、
肥料が足らないので追肥の必要があります。

 

肥料不足のサインが出ていないのに、肥料を多く与えるのは、落果を助長します。
元肥も追肥も、適度に与えることが重要です。

 

 

栽培後半になっても着果率の高い麗月、美味しいです!

 

 

2. 受粉不良
受粉がうまくできていない場合も、生長途中で実が落ちることが多いです。

 

受粉不良が起きる原因は、大きく分けて2つです。
1つは、栽培初期に株があまり充実せず、雌しべや花粉が良い状態ではなかった場合、
そしてもう1つは、花粉がうまく雌しべに付着しなかった場合です。

 

1つ目の栽培初期の頃は、どうしても株の生長が追い付かず、
着果しても、果実が落ちることがあります。

 

ただ、トマトはできるだけ1段目に着果させた方が良いので、
着果しないようにする必要はありません。

 

その代わり、1段目に着果した実すべてを育てるのではなく、
少し摘果して実を減らすようにします。

 

育てる実の数が減ることで株への負担が軽くなり、
実を落とさずに生長することができます。

 

もう1つの受粉が不十分だった場合は、
人工受粉を行ったり、ホルモン剤を使用することで確実性が増します。

 

本来は風が吹いて枝が揺れるだけでも、花粉が出て受粉できる仕組みです。
けれど、タイミングが合わない場合などは、受粉不良が起きることがあるので、
人工受粉などを実践してみると良いでしょう。

 

 

トスカーナバイオレット、落果が少ないですし、美味しいです♪

 

 

3. 着果数が多い
1段につける実の数が多すぎると、落果が多くなることがあります。

これはいわゆる生理落果と呼ばれる現象で、
トマト自身が育てられる実の数を制限している状態です。

 

特に大玉トマトの場合、1個の実に費やす体力が多いため、
着果した分をそのまま全部育てると、実が小さくなったり落果が多くなります。

 

1段につく実の数を4個~5個と決め、それ以上着果した場合は摘果します。
これだけでも生理落果を起こすことが少なくなり、実も大きく育つようになります。

 

また、ミニトマトであっても、生理落果を起こすことがあります。
1段につく実の数と、株の充実具合、使える養分の量のバランスが悪くなると、
着果した実を樹が育てることができず、落果することがあります。

 

まだ株が十分に育っていない下段のうちから、咲いた花すべてに着果させ、
そのまま育てていると、上段にいくにしたがい落果数が増えることもあります。

 

栽培前半はあまり欲張らず、着果させつつ株を充実させるように努め、
栽培中盤から実らせる数を増やしていくと、
株の充実と着果数のバランスがとれるようになります。

 

*詳しいトマトの栽培方法は、下記をご覧ください。

・トマト プランターの育て方
・トマト 地植えの育て方
・トマト わき芽かき・摘心の方法
・ミニトマト プランターの育て方
・ミニトマト 地植えの育て方
・ミニトマト わき芽かき


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トマト栽培Q&A

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